本堂の右横に鎮座ましますは、狸(たぬき)の石像と数多の赤の鳥居を携える、蓑山大明神(みのやまだいみょうじん)の社である。 四国狸の総大将―佐渡(さど)の団三郎狸、淡路(あわじ)の芝右衛門狸と並べて日本三大狸といわれる―太三郎狸を祀るこの神社は、弘法大師(こうぼうだいし)―空海(くうかい)による四国八十八箇所の開創の時にまで遡る由来を持つものと伝えられている。 家庭円満、縁結び、水商売の神として祭り奉じられ、時には子授け、福運をもたらす神として崇められ、ここ屋島(やしま)を異変から守る神として親しまれているという。 |
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