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大西洋(たいせいよう―Atlanterhavet)の大海原よりバルトという名の内海(Østersjøen)に入り込む海域―北海(ほっかい―Nordsjøen)から連なりゆく氷河の峡湾(きょうわん)―フィヨルド(Fjord)の奥。オスロ(Oslo)はスカンジナビア(Skandinavia)の西北―ノルウェー王国(Kongeriket Norge)の首都として今に豊かな自然の恵みをたたえる。 11世紀(11. århundre)と言われる頃から連綿とそこにその歴史を刻み続けてきた市街。小鳩たちもまたうろちょろと暇のときを過ごすその街角で、幼女もまたお遊びのひとときを―聳え立つ像の台座(だいざ)によいしょ、よちよち、そして笑うのだった。 ユーラシア(Eurasia)の西の果ての極北の地にも季節は巡りまた巡る。町はその年のうちのいちばんあたたかな頃に入ってしばらく、風にかじかむ季節へと徐々に―徐々に向かい始める頃だった。
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