一輪車の揺れる影を小脇に校庭の晩秋のひとときを歩く女子小学生
Ichirinsha

2005年10月21日
 恋模様ゆらぐ七夕(たなばた)の逸話を伝える街の小学校―その校舎がまた迎えた年の秋も終わりに近づくその頃。

 陽の照らすそのひとときの小庭に響き渡る明るい声に声、・・・それはこの学び舎に時を過ごす少女たち―女子たちの遊び声。

 それぞれの色の一輪車(いちりんしゃ)にまたがったその声の持ち主たちの傍ら、ただひとり―ひとりその脇を通り過ぎてゆく。

 寄せてはまた去る晩秋の風にゆらめく緑のささやきとともに。

 女子小学生―どこへゆく、校舎に過ぎゆく今日の日とともに―あたたかな小春日和とともに。


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