初夏の海岸の町の小学校の校庭で一輪車にまたがり笑う女子小学生
Ayame

2007年6月10日
 大海原に沿って続く長い長い海岸を近くに見据える町の小学校。頃は休み時間か、それとも体育(たいいく)の授業の時間か。そこに日々を暮らす学びの者たちの姿をたたえる校庭(こうてい)。

 そのすみのところを走る、それ用の通路を思わせる場所の手すりに片手を掛けて、もう片手の指で『ぴーす』―脚(あし)をあらわに一輪車(いちりんしゃ)のサドルを股(また)で挟む少女、その顔に笑みを浮かべながら小脇に目を向ける。微妙に太めの顔から学校用の靴におさまる足まで―映して地面に揺らす影。

 そろそろ夏めく房総半島(ぼうそうはんとう)のひとときに笑う小学生、女子。陽光を受けるその身を、九十九里浜(くじゅうくりはま)の渚(なぎさ)を通って吹き入ってくる潮風―過ごす初夏(しょか)の陽気をたたえた風またその身を撫でてゆこう。


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