ほほ笑む異人を小脇に振袖羽織でおすましまなこの幼女
Kasuga Temple in Kyoto (Japan)

2006年12月14日
 秋澄む春日神(かすがのかみ)の社(やしろ)に吹き抜ける律のしらべの風。

 京都(きょうと)西院(さいいん)、春日神社―観光の者の歩みで賑わう右京(うきょう)の古社の中参道に、たまゆらにとまる二のこころ。

 それは晴れ着の振袖(ふりそで)まといし女子(おなご)に心染めた異国よりの旅人、妙(たえ)にたま合う玉の緒のこころ。

 七五三のたよりにたばかるよし、異人を小脇に立てたるも凛と澄ましたる京の幼女(をんな)の魂。

 たまのうてなに風流のすだく旅情のこころのそらたけたかし。


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