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遥か中国大陸の内の東方、黄海(こうかい)の大洋を東に据える江蘇省(こうそしょう)の省都、南京(なんきん)。 栖霞寺(せいかじ)―この寺は、この町のその名も『栖霞山』という山の麓に伽藍を据え置く[1]、5世紀(西暦401-500年)からの歴史を持つという[2]、中国四大名刹の一と称えられる寺である[3]。 歴史 時は南北朝時代(なんぼくちょう-)、すなわち、西暦439年から589年の間の時期。ある僧の私邸であったものを寺院としたことに始まるものという。[2]開山以後、千仏岩と呼ばれる仏の石窟が数多彫られ、歴代の名匠の作による仏像が集まる名地となってゆく。朱元璋(しゅげんしょう)が開いた明(みん)の時代の終わり頃、西暦1392年に今の名、すなわち、栖霞寺の名が復興の時を見て、同地南京の霊谷寺をも配下に据える大寺院となった。[2] 時は下って17世紀、清(しん)の代、信仰を土台とする大規模な反乱・太平天国の乱(たいへいてんごく-らん)が巻き起こると、その兵火を被って多大な損害を受けることになる[2]。この代から近代と呼ばれる中華民国期(西暦1912-1949年)にかけて、今に在る木造の伽藍が形作られていった[4]。やがて、文化大革命の激動期(西暦1960年代後半-1970年代前半)に破壊を受けるも、1979年に修復を受け、歴史ある名刹の寺観を歴史ある伽藍とともに今に示している。[4] 伽藍 秋季には美しい紅葉が巡拝の者を迎えるという。[1]
文献資料
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