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潮凪の魔都、上海(しゃんはい)に訪れた休日。十月のはじめの国慶節(こっけいせつ―国庆节)から始まるゴールデンウィーク(黃金週)、その三日目の日の街の公園は大いなる賑わいを見せていた。 そこは中山公園(ちゅうざん-)。中華の大地に偉大なりしとその名を遺した中華の近代革命の父―孫文(そんぶん)にゆかりの名を今に遺す大なる公園。垂らす三つ編みおさげを頭に、幼女はシャボン玉(肥皂泡)の容器を手に握って、立ちながらに空(くう)を見た。 たわわな肉体。幼きながらもおおいに太し。始まったばかりの連休の日々に、ぶっとい腕を揺らしつつ遊んで幼い季節も秋にうつろう。
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