沸き返る町の祭の舞台に灼熱の時を舞う幼女
Start young

2008年5月3日
 数多の生け花を飾り付けた十字架の彩るその日の街は―季節の風と集った人々の織り成す大いなる熱気のうちにむせ返っていた。

 スペイン―その国の名前を大いに知らしめて止まぬ文化―闘牛―そしてフラメンコ―その発祥地、アンダルシア。

 地中海のなだらかな水面を見据えるイベリア半島の南にあって、その更に南の南の外れに位置するグラナダの町は、なによりもアルハンブラという名の壮麗なる宮殿を擁する街としてその名を馳せる。

 『十字架の日(Dia de la Cruz)』―年に一度のその祭りの舞台にあり幼女は、踊り装束に包んだその身を灼熱の季の風に晒しながら、脇より眺める者たちの目に彩りを振り撒いた。

 行き交う人々の影と熱気が止みもせず―時の街路を賑わいとともに満たしてゆく。

 これからまだまだ続いてゆくそんな季節―情熱の日々の盛りと躍動の息吹を明日に秘めつつ。

 ...


身飾幼女|スペイン|世界採集写真館

Copyright (C) 2007-2008 Ψ, except all images.
Powered by f.nsview.net/