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ユーラシア大陸の極東に迫り出す朝鮮半島(ちょうせん-)の中ほどのところ、大韓民国(だいかんみんこく―대한민국)の首都ソウル(서울)からほど近く西の港の都市、仁川広域市(じんせんこういきし―인천광역시)。北鮮(ほくせん―북선)に発する漢江(かんこう―한강)の流れの終点を据えるこの市のうちに、月尾島(ウォルミド―월미도)というところがある。 遥か中国大陸に連なる西海(ソヘ―서해)―黄海(こうかい)の潮を西に見据える月尾島は、その名に名残りを留めるようにかつては離島であったものの、埋め立てを経て、ささやかな享楽地として知られる海浜公園(かいひん-)として今に知られている。 夏のいでたちで幼女の遊ぶところは、その月尾島の夏の日の陽どき。しぶきを散らして踊る噴水をうしろに、濡れた幼い腕。笑ってみたまなざしのその先に、なにを見る、なにを思う幼女、ちいさな喜び溢れた波音の町のひとときに。
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