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日本列島東部北方。いわゆる東北地方(とうほく-)の東、岩手県(いわて-)。太平洋(たいへいよう)の大海原をその東方に据え見るこの地に、紫波(しわ)という名の町がある。 紫波郡(-ぐん)紫波町(-ちょう)。その東方に北上山地(きたかみ-)、西方に奥羽山脈(おうう-)を据えるこの町の、その中心部になるのが日詰(ひづめ)という地区である[1]。遠く室町(むろまち)の時代(西暦1336-1573年)に高水寺城(こうすいじ-)という城郭が置かれた場所にして、江戸の世(17世紀)に至って奥州街道(おうしゅう-)の宿場町として栄えたこの地区は、そうした歴史の痕跡を傍に、一級河川・北上川(きたかみ-)の流れを間近に湛える町として今に在る。 浄土宗(じょうどしゅう)、来迎寺(らいこうじ)―江戸(えど)の時代の初期の頃からの歴史を持つというこの寺は、往時のこの地の古城の痕跡、高水寺城の跡地にあたる城山との名の小山の南方、日詰街区のやや北の側にその伽藍を配している。[2][3]遥か西方―京都(きょうと)は東山(ひがしやま)の地に座する名刹・知恩院(ちおんいん)を総本山に見、『浄土観経曼荼羅』を秘法に有し、冬季に至れば水墨画(すいぼくが)の如き美なる寺観で参拝の者を迎えるという。[2][4] 所在は岩手県紫波郡紫波町日詰字石田47。最寄の鉄道駅は東日本旅客鉄道東北本線紫波中央駅。ほど近く西方に紫波町立日詰小学校、北西に勝源院(曹洞宗寺)、北方に城山公園などがある。[3]文献資料 |
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