常夏の島の享楽の町の昼時にふたりほほえむ幼女
Sweet smiles :-)

2007年7月9日
 遥かなる太平洋(たいへいよう―Samudra Pasifik)の大海原とインド洋(Samudra Hindia)との狭間にあって、東南アジア(Asia Tenggara)の南に浮かぶ南国(なんごく)の島々の国―インドネシア(Indonesia)の更に南のはずれに浮かぶ常夏(とこなつ)の島―バリ島(Bali)は、年の四月から九月にかけての頃に、乾いた季節―涼風(すずかぜ)の撫でる乾季(かんき)を迎える。

 島の南のほうに位置するクタ(Kuta)の町がまたここに過ごす七月(Juli)。その身にそれぞれ掛けた夏衣(なつごろも)から幼い素肌をあらわに、幼女ふたりで明るいこの昼のときにほほえみをこぼすひととき。

 小さな漁村(ぎょそん)に過ぎなかった往時から変わり、今や昼夜を通して賑わう名高い海辺の享楽地。かくして数多の旅行者たちの目指す街となったクタ。街の通りには飯屋(めし-)に土産物屋(みやげもの-)、安宿(やすやど)などなどが軒を連ね、旅の者達の途切れることなき訪れを受け入れてゆく。

 それぞれの今日の日を過ごす民を、そしてそこに生を享けた娘たちのゆるりと過ぎゆく今日の日を見守りながら。

 涼風の季節、熱盛る季節、変わらず打ち寄せる波(なみ)の音をたたえて。静かにうつろう季節とともに、今日の日もゆらぐ水面とともに。


幼女|インドネシア|世界採集写真館

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